• 〒649-6422 和歌山県紀の川市花野496-7
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一般皮膚科・小児科皮膚科

一般皮膚科について

一般皮膚科・小児科皮膚科画像

当院では日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が、皮膚・爪・髪の毛の皮膚疾患全般にわたる診断と治療を、保険診療を中心に行います。皮膚の病気には非常に多くの種類があります。原因も多岐にわたり、外的因子によるもの、内的因子によるもの、小児・高齢者に特有のものなど多種多様です。根気よくつき合っていく必要のある病気も少なくありません。個々のケースに応じて適切な治療を行うことによって、より良い状態を保ち、こうした皮膚疾患と上手につき合うお手伝いをいたします。お子さまからご高齢の方まで、地域の皆様の声にしっかりと耳を傾け、丁寧な診察とわかりやすい説明を心掛けております。患者さまの症状を見極め、皮膚科疾患に幅広く対応しておりますので、どんな些細な皮膚の悩みやトラブルも、お気軽に相談にいらしてください。

皮膚のことなら何でもご相談ください

上記のような皮膚疾患以外にも、日頃のスキンケアの悩みや乾燥、肌荒れなど、皮膚のことで少しでも気になることが出てきましたら、何でも遠慮無くご相談ください。皮膚科専門医として、一人一人に合ったスキンケア法をアドバイスいたします。

よくある皮膚疾患・症状

小児でよくみられる皮膚疾患

湿疹

湿疹とは皮膚症状の一つで、皮膚が赤くなったり、ぶつぶつ、じゅくじゅく、水ぶくれ、皮膚が厚くごあごあするなどの状態です。
原因はさまざまで、かぶれや手湿疹、乳児湿疹、老人性湿疹、脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎など様々な疾患が含まれますが、原因がはっきりしないこともあります。その中でも見逃してはいけない原因がないか判断していくことが大切ですし、「湿疹」と勘違いされていて実は違う病気という事もありますので、治りにくい場合や繰り返す場合などは特に皮膚科専門医の受診をお勧めします。

かぶれ(接触皮膚炎)

多くは原因物質に接触した部分にかゆみを伴う赤みやぶつぶつ、水ぶくれなどの湿疹症状がでます。かぶれには大きく分けて、刺激によるものとアレルギーによるものがあります。刺激性のかぶれは、原因の濃度が濃く刺激が強ければ誰にでも起こります。アレルギー性のかぶれは、特定の原因に反応してしまう状態にある人だけに症状おこり、ごく微量でも症状がでることもあります。
アレルギー性のかぶれの原因としては金属、化粧品、毛染め、香料、革製品、ゴム製品など多種におよびます。当院では原因を特定するための検査として、金属パッチテストパッチテストパネルSをご用意しています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、もともと皮膚が弱いために少しの刺激で湿疹が起こりやすく、また弱い皮膚から侵入したアレルゲンに対するアレルギー反応によりさらに症状が起こりやすくなり発症、悪化します。アトピー性皮膚炎の発症、悪化を予防するためには、保湿剤によるスキンケアを継続して行うことが大切です。また症状を我慢したり放置することも、将来的にアトピー性皮膚炎の発症や悪化につながるため、皮膚の炎症を抑える薬物療法も重要です。
アトピー性皮膚炎の治療として、ステロイド外用や抗アレルギー剤内服以外に種々の抗炎症外用剤が開発されています。
また当院では2種類の機器を用いて、光線療法を行っています。中等症~重症の方にはその他の内服薬や注射薬による治療も行っています。

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乳児湿疹

乳児脂漏性湿疹ともいわれ、生後1か月ころから頭、顔を中心に黄色いかさぶたや赤み、ぶつぶつがみられます。通常は数か月で治まってきますが、かゆみが強い場合やからだなどの広範囲に症状がある場合は、アトピー性皮膚炎に移行する場合もあるため、アトピー性皮膚炎の発症予防のためにも皮膚科でしっかりスキンケア・治療することが大切です。

蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹は、赤みやみみず腫れのように膨らんだ皮疹で、数時間で消えることが多いものの、場所をかえて繰り返し出現します。ある特定の刺激により出現する場合と、原因がはっきりしない特発性じんましんに分けられます。当院では日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインに沿って適切な治療を実施いたします。

にきび

にきびは思春期ころからでやすくなり、大人になっても症状が出現しお悩みの方が多いと思います。精神面でも大きな影響を与えるニキビですが、適切な治療をすれば、良い状態を保つことができます。成長過程の生理現象の1つとしてとらえ治療をせずに放置することでニキビ痕が残ると、その後長く悩みの原因となることもありますので、お子様でも積極的に治療することをお勧めします。
にきびの治療は、保険診療において様々な治療法があり、たくさんの塗り薬、飲み薬があります。その中で、お一人お一人のニキビの状態にあわせた適切な治療をご提案いたします。また、当院では、自費診療でケミカルピーリング、イオン導入、ダーマペン、ドクターズコスメを取り入れ、保険診療のみでは難しい状態などに対応しております。

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水虫(足白癬)

水虫は、カビの一種である白癬菌が足の皮膚に感染する病気です。皮膚がポロポロ剥がれたり、指の間がふやけたり、小さなぶつぶつができたりします。こじれて炎症反応を伴うと痒みが出たりします。水虫の診断は、顕微鏡を使って白癬菌がいるかどうかを検査します。
治療は、一部の難治性の水虫で内服治療が必要なこともありますが、一般的には皮膚のみの水虫であれば外用で治療可能です。数か月きちんと外用し、日常で少し注意をしていただければ水虫は治ります。

爪水虫

爪にできる水虫です。痒みは伴いませんが、爪が黄白色に変色したり、分厚くなったりもします。治療は、爪水虫に非常に効果のある爪専用の塗り薬または飲み薬で治療します。爪水虫は皮膚科での治療をお勧めします。

イボ(ウイルス性イボ)

ウイルス性イボには、尋常性疣贅、ミルメシア、青年性扁平疣贅、尖圭コンジローマなどがあります。ヒトパピローマウイルスが皮膚や粘膜に感染しできるイボです。接触により感染するため誰にでもでき、放置すると大きくなったり、数が増えてきます。手足にできるイボはたこやうおのめと勘違いされ、放置したために拡がってしまう事もよくありますので、早いうちにお気軽にご相談ください。
当院での治療は、スプレーまたは綿棒を用いた液体窒素凍結療法のほか、痛みの伴いにくいモノクロロ酢酸(MCA)の外用治療が可能です。サリチル酸(スピール膏)を貼付する方法、ヨクイニンの内服なども取り入れています。お一人お一人の状態によって治療を相談、選択していきます。

乾癬

いくつかのタイプがありますが、多くの場合、厚みのあるざらざらと鱗屑が付いた赤い皮疹が全身にみられます。大きさ、数、形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を形成することもあります。できやすい部位は、機械的な刺激を受けやすい頭部、肘・膝、臀部、下腿などです。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。
治療の基本はステロイド外用とビタミンD3外用による外用療法ですが、紫外線療法、各種内服薬、生物学的製剤が新たに開発されています。当院の紫外線療法はナローバンドUVBとエキシマライトをご用意しています。

単純ヘルペス

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円形脱毛症

突然、コインのような円形型の脱毛が起こる病気です。一つだけでなく、多発し広範囲に脱毛が起こる場合もあります。子供から大人まで、年齢、性別にかかわらず発症します。詳しい原因はわかっていませんが、発症しやすい体質にいくつかの原因が引き金となって発症すると考えられています。
当院では、「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン」に基づき、外用療法、内服療法、注射療法、局所免疫療法、冷凍療法、紫外線療法(エキシマライト)など、幅広い治療を取り入れ、一人一人の状態で治療を選択しています。
見た目に影響を及ぼす事もあり、不安が強いかとおもいます。まずはご相談ください。

きむら皮膚科
TEL
0736-78-1211
住所
〒649-6422
和歌山県紀の川市花野496-7
診療科目
皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科
院長
木村文子
アクセス
国道24号線(岩出バイパス)沿い、「コカ・コーラ打田」向かい辺り。
「尾崎」交差点から橋本方面に450mを左折(信号なし)
「上野北」交差点(業務スーパー)から岩出方面に600mを右折(信号なし)
駐車場
12台
診療時間 日・祝
9:00~12:00
14:30~18:00

休診日:日曜、祝日、水曜、土曜午後

0736-78-1211 WEB予約