おでき・やけど・けが
当科で扱う主な疾患
おでき
皮膚腫瘍・皮下腫瘍
皮膚や皮膚の下の浅いところにできるおでき(腫瘍)の種類は、良性から悪性までたくさんあります。良性で小さくても支障があるものや放置すると大きくなる可能性のあるものもあり、手術も含め治療方法を検討します。
画像検査などの精密検査が必要な場合や当院で手術が難しい場合は関連病院にご紹介させていただきます。
粉瘤
粉瘤は、毛穴の奥に袋ができて、アカなどの老廃物がたまる皮膚腫瘍です。顔や背中、おしり、そ径部など全身のどこにでもできて、徐々に大きくなったり、痛みが出たり、腫れたり破裂したりします。
治療は状況に応じて、抗生剤内服や切開排膿、切除手術などをします。
腫れたときは排膿すると楽になりますが、袋は残ったままになるので、炎症の再発予防としては、手術で袋ごと取る必要があります。
イボ(ウイルス性イボ)
詳細はこちらイボ(脂漏性角化症、老人性イボ)
中高年者の顔、背中、胸などによくできる、シミが膨らんだような褐色~黒色の良性のイボです。皮膚がんと鑑別が必要なこともあります。治療は液体窒素療法が一般的です。
イボ(スキンタグ、アクロコルドン)
首や脇などに多発しやすい、褐色~黒色の小さなイボです。良性のできもので、うつる心配はありません。
治療は液体窒素療法のほか、治療後の傷跡がよりキレイになるように医療用のハサミでカットする方法をお勧めする場合があります。
やけど
やけどは日常生活において最もよく見られる外傷の一つです。熱湯が皮膚に触れたり、高温のコーヒーやお茶、てんぷら油、ストーブ、アイロンなどが原因になったりします。湯たんぽやカイロ、保温便座などそれほど高温でないものでも、長時間の接触でやけどとなります。
治療の開始が遅れることで悪化することが多く、また創をキレイに治すためにも、できるだけ早く受診してください。
ケガ
切り傷
切り傷とは、ガラスや刃物など鋭い器物によって皮膚が切れてしまった傷のことです。縫合処置が必要な場合と、被覆材(貼り薬)や軟膏で治療できる場合があります。また、特に屋外でのけがなどでは細菌感染により化膿してくる場合もあるため、初期から感染予防の対策が大切です。
擦り傷
転倒などにより、皮膚が擦れてできる傷です。
屋外でけがをした場合など、傷口の細菌感染により化膿すると、傷がさらに深くなります。深い傷は、治癒後に色素沈着(茶色い跡形)や色素脱失(白抜け)、瘢痕(硬くふくらんだ傷跡)を残します。また、受傷時に付着した砂やアスファルトなどが皮膚に残っていると、傷跡(外傷性刺青)が残ることもあります。
擦り傷でも直後の早い段階から適切な処置をすることが大切で、また当院ではできるだけキレイに治るように心がけて治療いたします。小さな傷でもお気軽にご相談ください。
また、破傷風の予防接種をご用意していますので、必要に応じて接種することができます。
咬み傷
人や動物にかまれた傷です。
動物に咬まれたり、引っかかれると、動物の持つ細菌が傷口に入り感染を起こすことが多いため、抗生剤の内服や破傷風の予防接種などが必要になることがあります。
- TEL
- 0736-78-1211
- 住所
- 〒649-6422
和歌山県紀の川市花野496-7 - 診療科目
- 皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科
- 院長
- 木村文子
- アクセス
- 国道24号線(岩出バイパス)沿い、「コカ・コーラ打田」向かい辺り。
「尾崎」交差点から橋本方面に450mを左折(信号なし)
「上野北」交差点(業務スーパー)から岩出方面に600mを右折(信号なし) - 駐車場
- 12台
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:00 | ● | ● | ─ | ● | ● | ● | ─ |
14:30~18:00 | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ | ─ |
休診日:日曜、祝日、水曜、土曜午後